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【はなうたの看護】熱中症に気を付けて!!

2022年8月19日

こんにちは🍀はなうたの看護です。


毎年のようになってきましたが、

年々、夏の暑さが身体に及ぼす影響は深刻度を増し、

それに比例するように熱中症患者数も増加の一途を辿っています。


この苦しい暑さはまだまだ続きそうで、

改めて熱中症についての知識を深め、

暑い時期を乗り切れるように予防していきましょう。


熱中症の基礎知識



熱中症のメカニズム


人間の身体は、平常時は体温が上がっても汗や皮膚温度が上昇することで、

熱が体外へ逃げる仕組みになっています。


しかし、体温の上昇によって、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、

体温の調整機能がうまく機能しなくなることで、

体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などさまざまな症状を引き起こします。


どのようにして熱中症は起こるのか?


熱中症を引き起こす条件として、3つの要因が考えられます。


<①環境>


まず一つ目の要因として「環境」が挙げられます。


自然環境に関わる例として、

・気温が高い

・湿度が高い

・風が弱い

・日差しが強い

などが考えられます。


そして、その他の環境要因として、

・締め切った屋内

・エアコンの無い部屋

なども挙げられます。


<②からだ>


2つ目の要因は「からだ」です。


例えば、

・二日酔いや寝不足の状態

・下痢や発熱による脱水状態

などといった、体調不良によるものや、


・高齢者や乳幼児、肥満の方

・糖尿病や精神疾患などの持病

・低栄養状態

などの、

慢性的に脱水状態になりやすいことが考えられます。


<③行動>


3つ目は「行動」です。


・激しい筋肉運動や、慣れない行動

・長時間の屋外作業

・水分補給できない状況

など、

「環境」「からだ」に加えてこの「行動」が重なることによって、

熱中症を引き起こす可能性が高くなります!


熱中症を予防するには?


熱中症は正しい予防方法を知り、普段から気をつけることで防ぐことができます。


対策1:シーズンを通して、暑さに負けない体作りを心がけましょう。


熱中症を予防するためには、暑さに負けない体作りが大切です。

 日常的に適度な運動を行い、適切な食事、十分な睡眠をとり、丈夫な体作りに努めましょう。

 
具体例

 ・のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をする

 ・水分の吸収をスムーズにする塩分や糖分もほどよく取る

 ・睡眠環境を快適に保つ

 ・バランスのよい食事を心がける  など


対策2:日々の生活の中で、暑さに対する工夫をしましょう。

 
暑さは日々の生活の中の工夫や心がけで和らげることができます。

 空調設備をうまく活用し室温を快適に保ったり、衣類を工夫することで、熱中症を回避できます。

また、日よけをして直射日光を避けましょう。

自分のいる環境の熱中症危険度を常に気にする習慣をつけることも重要です。


具体例

・気温と湿度をいつも気にする

・室内温度を適度な涼しさに調節する

・通気性のよい生地や、吸水性、速乾性に優れた素材を使った衣類を着る等、衣服を工夫する

・帽子や日傘等で直射日光をよけたり、なるべく日陰を歩くなど、日差しを避けた行動を心がける

・冷却シートやスカーフ、氷枕などの冷却グッズをうまく活用する  など



対策3:特に注意が必要な状況では、暑さから身を守る行動を心がけましょう。


 炎天下での運動や、空調設備の整っていない環境で作業を行うなどの場合は、熱中症の危険からしっかりと身を守る行動をとることが必要です。

 
具体例

 ・いつでも水分補給ができるよう飲み物を持ち歩く

 ・無理をせず、こまめに休憩をとる

 ・テレビやインターネット等で、現在の熱中症の危険度に関する情報を得る

さらに詳しい内容を知りたい方は下記HPをご活用ください。


熱中症について学ぼう

環境省 熱中症予防情報サイト




【はなうたの看護 しずはた】

住所:静岡市葵区与一3丁目4−52

電話:054−266−5704

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