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【はなうたの介護・葵】高齢者の買い物難民のニュースで思う事

2024年10月9日

こんにちは。はなうたの介護です☺
 
日本では高齢者の4人に1人が「買い物難民」となっており、その数は約904万人に達しています。この問題は、マイカー文化の終焉や地域からのスーパーの撤退など、さまざまな要因が重なって発生しています。特に75歳以上の高齢者が多くを占めており、運転免許の自主返納や収入の減少が背景にあります。高齢者の一人暮らし世帯の増加も問題を深刻化させています。かつては三世代同居が一般的で、若い世代が買い物を代行していましたが、現在は高齢者自身が買い物に行かざるを得ない状況です。特に都市部では高齢者の絶対数が多いため、買い物難民の数も多くなっています。
食品アクセス(買物困難者等)問題ポータルサイトが農林水産省のHPにもあるようで大きな問題になっています。
 

 
この問題の解決には、いくつかのアプローチが考えられます。
移動手段の確保: コミュニティバスや乗合タクシーの運行支援が必要です。これにより、高齢者が自宅から商店までの移動を容易にすることができます。
移動販売車の導入: 移動販売車を利用して、食料品を高齢者の自宅近くまで届けるサービスが有効です。
ネットスーパーや買い物代行サービスの利用: インターネットを利用した買い物サービスや、買い物代行サービスを普及させることで、高齢者の買い物負担を軽減できます。
地域コミュニティの活性化: 地域のボランティアやコミュニティ活動を通じて、高齢者の買い物支援を行うことも重要です。
政策的支援: 政府や自治体が積極的に支援策を講じることが求められます。例えば、空き店舗を利用した常設店舗の出店支援や、宅配サービスの補助などが考えられます。
高齢化が進む日本において、買い物難民問題は今後さらに深刻化することが予想されます。社会全体でこの問題に取り組み、高齢者が安心して生活できる環境を整えることが急務です。
 

 
訪問介護の仕事をしていて、静岡という土地柄車社会で買物はとても大変です。お米や飲料水を買うと持てないし、ご自宅からの距離等を考えるとご家族様と一緒に行く等しか選択肢がありません。自宅の隣がスーパーとか条件の良い方はほとんどいなく困る方は多いです。「見て買い物をする」という楽しみもありますが、生活を考えてもっと買い物代行を積極的に取り入れていきたいと思います。
 
 
 
【はなうたの介護 葵】
住所:  静岡市葵区井宮町108−22
電話:  054-266-5526
営業時間:9:00〜17:00